【2026年版】草むしり・除草作業の料金相場|面積別・方法別に解説
庭の草むしりや除草作業は、造園業者にとって年間を通じて安定した需要がある仕事です。
この記事では、2026年時点の草むしり・除草作業の料金相場を、面積別・方法別にまとめました。自社の価格設定や見積り作成の参考にしてください。
除草作業の種類と特徴
除草作業は大きく分けて3つの方法があります。見積書への記載方法については「造園業の見積書の書き方ガイド」で詳しく解説しています。
1. 手作業による草むしり
最も丁寧な除草方法です。根から抜くため効果が長持ちしますが、作業時間がかかります。
- 狭い庭や花壇周りに最適
- 植栽を傷つけにくい
- 作業後の仕上がりが美しい
2. 機械刈り(草刈り機・刈払い機)
広い面積を効率的に除草できます。草の根は残るため、定期的な作業が必要です。
- 広い敷地や法面に適している
- 手作業より短時間で完了
- 定期管理との組み合わせが効果的
3. 除草剤散布
薬剤で草を枯らす方法です。即効性があり、広範囲に対応できます。
- 最も広い面積をカバーできる
- 効果の持続期間が長い(1〜3ヶ月)
- 植栽がある場所では使用に注意が必要
面積別・除草作業の料金相場
手作業(草むしり)
| 面積 | 料金相場 | 作業時間目安 |
|---|---|---|
| 10㎡未満 | ¥3,000〜5,000 | 30分〜1時間 |
| 10〜30㎡ | ¥5,000〜10,000 | 1〜2時間 |
| 30〜50㎡ | ¥10,000〜18,000 | 2〜3時間 |
| 50〜100㎡ | ¥18,000〜35,000 | 3〜5時間 |
| 100㎡以上 | ¥300〜500/㎡ | 面積による |
機械刈り(草刈り)
| 面積 | 料金相場 | 作業時間目安 |
|---|---|---|
| 50㎡未満 | ¥5,000〜8,000 | 30分〜1時間 |
| 50〜100㎡ | ¥8,000〜15,000 | 1〜2時間 |
| 100〜200㎡ | ¥15,000〜25,000 | 2〜3時間 |
| 200〜500㎡ | ¥25,000〜50,000 | 3〜5時間 |
| 500㎡以上 | ¥100〜200/㎡ | 面積による |
除草剤散布
| 面積 | 料金相場 | 備考 |
|---|---|---|
| 50㎡未満 | ¥3,000〜5,000 | 顆粒タイプ |
| 50〜100㎡ | ¥5,000〜10,000 | 液剤タイプ |
| 100〜300㎡ | ¥10,000〜20,000 | 液剤タイプ |
| 300㎡以上 | ¥50〜100/㎡ | 面積による |
料金に影響する要素
草の状態
草丈が30cmを超えると作業効率が大幅に下がります。伸び切った状態では通常料金の1.5〜2倍になることもあります。
- 草丈10cm以下: 標準料金
- 草丈10〜30cm: 標準〜1.3倍
- 草丈30cm以上: 1.5〜2倍
地面の状態
- 平地: 標準料金
- 傾斜地・法面: 1.3〜1.5倍(安全対策が必要)
- 石・障害物が多い: 1.2〜1.5倍(機械が使いにくい)
処分費
刈り取った草の処分費は別途かかることが一般的です。
| 処分量 | 処分費の目安 |
|---|---|
| 45Lゴミ袋 1〜3袋 | ¥1,000〜3,000 |
| 軽トラック半積 | ¥3,000〜5,000 |
| 軽トラック1台分 | ¥5,000〜8,000 |
| 2トントラック | ¥10,000〜20,000 |
見積書作成のポイント
1. 面積と方法を明記する
「除草作業 一式」ではなく、面積と作業方法を明記しましょう。お客様の納得感が高まります。
良い例:
- 手作業除草 30㎡ × ¥350/㎡ = ¥10,500
- 草刈り(機械) 100㎡ × ¥150/㎡ = ¥15,000
- 刈草処分 軽トラック1台 = ¥5,000
2. 定期管理プランを提案する
除草は繰り返し必要な作業です。年間契約で定期管理を提案すると、安定した売上につながります。
定期管理の料金例(100㎡の庭):
| 頻度 | 年間回数 | 1回あたり | 年間合計 |
|---|---|---|---|
| 毎月 | 12回 | ¥8,000 | ¥96,000 |
| 隔月 | 6回 | ¥12,000 | ¥72,000 |
| 年3回(春・夏・秋) | 3回 | ¥15,000 | ¥45,000 |
定期管理はniwakuraの「定期作業」機能で管理できます。次回作業予定日が自動で表示されるため、対応漏れを防げます。
3. 季節による需要の変化を意識する
除草作業の需要は季節によって大きく変動します。
- 3〜5月: 春の雑草が伸び始める時期。予防的な除草剤散布の提案が効果的
- 6〜8月: 最も需要が高い時期。草の成長が早く、月1回以上の作業が必要
- 9〜11月: 秋の雑草対策。冬前の最終除草の提案
- 12〜2月: 需要は低いが、防草シート敷設など予防策の提案チャンス
季節ごとの戦略については「造園業の季節別繁閑対策ガイド」も参考にしてください。
付加価値で差別化する
防草シートの施工
除草後に防草シートを敷設する提案は、お客様にとって「草が生えにくくなる」という明確なメリットがあります。
| 項目 | 料金目安 |
|---|---|
| 防草シート(標準品) | ¥500〜800/㎡ |
| 防草シート(高耐久品) | ¥1,000〜1,500/㎡ |
| 砂利敷き | ¥1,500〜3,000/㎡ |
写真付き報告
作業前後の写真を撮影して報告すると、お客様の満足度が高まります。niwakuraの写真管理機能を使えば、顧客ごとに写真を整理して管理できます。
まとめ
草むしり・除草作業の料金は、面積・方法・草の状態によって大きく変わります。見積書には面積と方法を明記し、お客様が納得できる透明な料金設定を心がけましょう。
定期管理プランの提案は、お客様にとっても「いつもきれいな庭を維持できる」メリットがあり、造園業者にとっても安定した収入源になります。
niwakuraを使えば、こうした除草作業の見積書をスマホから3分で作成できます。造園業カタログに除草作業の単価を登録しておけば、現場で即座に見積書を提示できます。請求書の発行方法については「造園業の請求書の書き方ガイド」もご覧ください。