【2026年版】剪定の料金相場まとめ|庭木の高さ・種類別に解説
「剪定の料金はいくらが適正なのか」は、造園業者にとってもお客様にとっても気になるポイントです。
この記事では、2026年時点の剪定料金の相場を、庭木の高さ・種類別にまとめました。自社の価格設定や見積り作成の参考にしてください。
剪定料金の計算方法
剪定料金は、主に以下の要素で構成されます。見積書への記載方法については「造園業の見積書の書き方ガイド」で詳しく解説しています。
- 作業費(樹木の剪定そのもの)
- 枝葉処分費(切った枝の運搬・処理)
- 運搬費(現場への移動)
- 諸経費(道具の損耗、消耗品など)
庭木の高さ別・剪定料金相場
低木(高さ1m未満)
| 樹種の例 | 1本あたりの相場 |
|---|---|
| ツツジ、サツキ | ¥1,000〜2,000 |
| アジサイ | ¥1,000〜2,500 |
| ドウダンツツジ | ¥1,500〜3,000 |
中木(高さ1〜3m)
| 樹種の例 | 1本あたりの相場 |
|---|---|
| キンモクセイ | ¥5,000〜8,000 |
| ハナミズキ | ¥5,000〜10,000 |
| モミジ | ¥6,000〜12,000 |
| ツバキ | ¥4,000〜8,000 |
高木(高さ3〜5m)
| 樹種の例 | 1本あたりの相場 |
|---|---|
| マツ | ¥15,000〜30,000 |
| クスノキ | ¥12,000〜25,000 |
| ケヤキ | ¥15,000〜30,000 |
| シラカシ | ¥10,000〜20,000 |
大木(高さ5m以上)
高さ5mを超える樹木は、高所作業車やクレーンが必要になることがあり、¥30,000〜100,000以上が相場です。現場状況によって大きく変わるため、必ず現地調査のうえ見積りを行いましょう。
生垣の剪定料金
生垣は「長さ(m)」と「高さ(m)」で計算するのが一般的です。
| 生垣の高さ | 1mあたりの相場 |
|---|---|
| 1m未満 | ¥500〜1,000 |
| 1〜2m | ¥1,000〜2,000 |
| 2m以上 | ¥2,000〜3,500 |
例えば、高さ1.5m × 長さ10mの生垣なら、¥10,000〜20,000が目安です。
植込み・地被類の剪定
芝刈りや地被類の手入れは、面積で計算します。
| 作業内容 | 1㎡あたりの相場 |
|---|---|
| 植込み剪定 | ¥300〜800 |
| 芝刈り | ¥200〜500 |
| 除草 | ¥200〜600 |
枝葉処分費の相場
剪定で発生した枝葉の処分費は、別途計上するのが一般的です。
- 軽トラック1台分: ¥5,000〜10,000
- 2tトラック1台分: ¥15,000〜25,000
自治体の処理施設に持ち込む場合のコストや、チッパーで自社処理する場合のコストを基準に設定しましょう。
料金設定のポイント
安すぎる料金に注意
独立したばかりの方がやりがちなのが、お客様獲得のための過度な値下げです。適切な価格設定は事業を長く続けるための基盤となります。独立時の料金設定については「造園業で独立するための完全ガイド」もご参照ください。
料金を下げすぎると、以下の問題が起こります。
- 利益が出ず、事業が続けられない
- 品質を維持できず、リピートにつながらない
- 業界全体の価格破壊を招く
地域の相場を調査する
同じ地域の同業者の料金を調査し、相場を把握しましょう。地域のシルバー人材センターの料金も参考になります。
付加価値で差別化する
料金だけで競争するのではなく、以下のような付加価値で差別化しましょう。
- 丁寧な見積書と事前説明
- 作業前後の写真報告
- アフターフォロー(次回剪定時期のお知らせなど)
- 消毒・害虫駆除とのセット提案(詳しくは「庭木の消毒・害虫駆除の料金相場」を参照)
見積書への料金の記載方法
料金相場を把握したら、次は見積書に正しく記載することが重要です。
品目を細かく分ける
「庭手入れ一式」ではなく、「中木剪定 3本」「植込み剪定 15㎡」のように品目ごとに分けて記載しましょう。お客様が「何にいくらかかっているか」を理解でき、信頼感につながります。
消費税の区分を明記する
インボイス制度に対応するため、税率ごとの区分記載が必要です。詳しくは「造園業のインボイス制度対応ガイド」をご覧ください。
まとめ
剪定料金は、樹木の高さ・種類・現場状況によって大きく異なります。適正な料金を設定し、きちんとした見積書でお客様に提示することが、信頼獲得の第一歩です。
niwakuraには造園業でよく使う品目があらかじめ登録されているので、単価と数量を選ぶだけで見積書が完成します。