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2026/03/20 (更新: 2026/06/16)

剪定の料金相場まとめ【2026年版】|庭木の高さ・種類別の単価早見表

剪定料金相場単価

「剪定の料金はいくらが適正なのか」は、造園業者にとってもお客様にとっても気になるポイントです。

まず結論から示します。

剪定料金の相場早見表(2026年最新)

樹木の高さ 料金相場(1本あたり・税込) 代表的な樹種
低木(1m未満) ¥1,000〜3,000 ツツジ・サツキ・アジサイ
中木(1〜3m) ¥5,000〜12,000 キンモクセイ・ハナミズキ・モミジ
高木(3〜5m) ¥12,000〜30,000 マツ・ケヤキ・クスノキ
大木(5〜8m) ¥30,000〜80,000 高所作業費込み
巨木(8m超) ¥60,000〜(要見積り) クレーン費別途
生垣(1〜2m高) ¥1,000〜2,000/m ツゲ・レッドロビン・プリペット

上記は剪定作業のみの目安です。枝葉処分費(¥5,000〜10,000)・出張費・高所作業車費は別途かかるケースがあります。繁忙期(5〜7月)は10〜20%割増になる業者もあります。

この記事では、2026年時点の剪定料金の相場を、庭木の高さ・種類別にまとめました。自社の価格設定や見積り作成の参考にしてください。

なお、6月の梅雨入り前は常緑樹・桜・松いずれも剪定のラストチャンスです。梅雨に入ると作業効率が落ちるうえ、業者の予約が混み合います。6月中に依頼を済ませることで、割増料金を避けられるケースがあります。剪定の最適な時期については「庭木の剪定時期カレンダー」で樹種別に詳しく解説しています。

剪定料金の計算方法

剪定料金は、主に以下の要素で構成されます。見積書への記載方法については「造園業の見積書の書き方ガイド」で詳しく解説しています。

  1. 作業費(樹木の剪定そのもの)
  2. 枝葉処分費(切った枝の運搬・処理)
  3. 運搬費(現場への移動)
  4. 諸経費(道具の損耗、消耗品など)

庭木の高さ別・剪定料金相場

低木(高さ1m未満)

樹種の例 1本あたりの相場
ツツジ、サツキ ¥1,000〜2,000
アジサイ ¥1,000〜2,500
ドウダンツツジ ¥1,500〜3,000

中木(高さ1〜3m)

樹種の例 1本あたりの相場
キンモクセイ ¥5,000〜8,000
ハナミズキ ¥5,000〜10,000
モミジ ¥6,000〜12,000
ツバキ ¥4,000〜8,000

高木(高さ3〜5m)

樹種の例 1本あたりの相場
マツ ¥15,000〜30,000
クスノキ ¥12,000〜25,000
ケヤキ ¥15,000〜30,000
シラカシ ¥10,000〜20,000

大木(高さ5m以上)

高さ5mを超える樹木は、高所作業車やクレーンが必要になることがあり、¥30,000〜100,000以上が相場です。現場状況によって大きく変わるため、必ず現地調査のうえ見積りを行いましょう。

生垣の剪定料金

生垣は「長さ(m)」と「高さ(m)」で計算するのが一般的です。

生垣の高さ 1mあたりの相場
1m未満 ¥500〜1,000
1〜2m ¥1,000〜2,000
2m以上 ¥2,000〜3,500

例えば、高さ1.5m × 長さ10mの生垣なら、¥10,000〜20,000が目安です。

植込み・地被類の剪定

芝刈りや地被類の手入れは、面積で計算します。

作業内容 1㎡あたりの相場
植込み剪定 ¥300〜800
芝刈り ¥200〜500
除草 ¥200〜600

枝葉処分費の相場

剪定で発生した枝葉の処分費は、別途計上するのが一般的です。

  • 軽トラック1台分: ¥5,000〜10,000
  • 2tトラック1台分: ¥15,000〜25,000

自治体の処理施設に持ち込む場合のコストや、チッパーで自社処理する場合のコストを基準に設定しましょう。

料金設定のポイント

安すぎる料金に注意

独立したばかりの方がやりがちなのが、お客様獲得のための過度な値下げです。適切な価格設定は事業を長く続けるための基盤となります。独立時の料金設定については「造園業で独立するための完全ガイド」もご参照ください。

料金を下げすぎると、以下の問題が起こります。

  • 利益が出ず、事業が続けられない
  • 品質を維持できず、リピートにつながらない
  • 業界全体の価格破壊を招く

地域の相場を調査する

同じ地域の同業者の料金を調査し、相場を把握しましょう。地域のシルバー人材センターの料金も参考になります。

付加価値で差別化する

料金だけで競争するのではなく、以下のような付加価値で差別化しましょう。

  • 丁寧な見積書と事前説明
  • 作業前後の写真報告
  • アフターフォロー(次回剪定時期のお知らせなど)
  • 消毒・害虫駆除とのセット提案(詳しくは「庭木の消毒・害虫駆除の料金相場」を参照)

見積書への料金の記載方法

料金相場を把握したら、次は見積書に正しく記載することが重要です。

品目を細かく分ける

「庭手入れ一式」ではなく、「中木剪定 3本」「植込み剪定 15㎡」のように品目ごとに分けて記載しましょう。お客様が「何にいくらかかっているか」を理解でき、信頼感につながります。

消費税の区分を明記する

インボイス制度に対応するため、税率ごとの区分記載が必要です。詳しくは「造園業のインボイス制度対応ガイド」をご覧ください。

なお、樹種別の最適な剪定時期については「庭木の剪定時期カレンダー」で詳しく解説しています。時期を間違えると花が咲かなくなることもあるので、合わせてご確認ください。

樹種別・剪定料金の詳細ガイド

「樹種によって剪定の難易度が違うので、もっと具体的な料金を知りたい」という方向けに、樹種別の詳細ガイドを用意しています。

樹種 特徴 詳細ガイド
マツ(黒松・五葉松) みどり摘みと秋の古葉取りが必要。技術料が高い 松の剪定料金相場
ケヤキ ホウキ仕立て維持が必要。5m超はクレーン費別途 ケヤキ剪定の料金相場
切り口の癒合剤処理が必須。テングス病対策費あり 桜の剪定料金相場
もみじ・カエデ 夏の透かし剪定と冬の強剪定で料金が異なる もみじ・カエデの剪定料金相場
ハナミズキ 花後剪定の時期管理が重要。花芽を残す技術料 ハナミズキ剪定料金相場
ツツジ・サツキ 花後すぐに剪定しないと翌年花が咲かない ツツジ・サツキ剪定の料金相場
キンモクセイ 香りを守る透かし剪定。秋剪定と春の強剪定の差 キンモクセイ剪定料金相場
シマトネリコ 現代住宅シンボルツリーNo.1。夏と冬の作業別料金 シマトネリコ剪定料金相場
生垣(レッドロビン等) 長さ×高さで計算。年2回刈り込みの年間費用 生垣剪定の料金相場ガイド
クスノキ 西日本の大木・御神木対応。高所作業・クレーン費 クスノキ剪定料金相場ガイド
サルスベリ(百日紅) 夏の花木。拳骨仕立てvs自然樹形で料金が変わる サルスベリ剪定料金相場
アジサイ 品種で剪定時期が異なる。来年咲かせる花後剪定 アジサイ剪定料金相場
ツバキ 和風庭木代表。花後剪定とチャドクガ駆除費 ツバキ剪定料金相場
サザンカ 生垣にも多い。花後剪定とチャドクガ対策費 サザンカ剪定料金相場
オリーブ 地中海系シンボルツリー。梅雨前の通風剪定 オリーブ剪定料金相場
ジューンベリー 花・実・紅葉が楽しめる人気樹。方針別料金 ジューンベリー剪定料金相場
ヤマボウシ 在来花木シンボルツリー。株立ち仕立て ヤマボウシ剪定料金相場
ソヨゴ 低頻度剪定で年間管理コスト最安クラス ソヨゴ剪定料金相場
アオダモ 雑木の庭シンボルツリー。自然樹形維持 アオダモ剪定料金相場
ミモザ(アカシア) 早春の黄花。台風倒木予防の追加料金 ミモザ剪定料金相場
実梅・花梅。夏と冬の年2回管理 梅の剪定料金相場
モッコク 三大庭木。透かしの技術料が高い高級庭木 モッコク剪定料金相場
コニファー(ゴールドクレスト等) 強剪定NG。大きくなりすぎ問題の対処 コニファー剪定料金相場
イチョウ 街路樹級の高所作業・クレーン費 イチョウ剪定料金相場
エゴノキ 雑木の庭の代表種。単木・株立ちの方針別 エゴノキ剪定料金相場
ヒメシャラ 赤褐色の幹肌が美しい雑木。西日・乾燥対策 ヒメシャラ剪定料金相場
ナツツバキ(シャラ) 開花前の不適期剪定NG。株立ち調整費 ナツツバキ剪定料金相場
ヤマモモ 落果対策と雌雄異株管理。高さ別単価 ヤマモモ剪定料金相場

見積書の書き方については「剪定の見積書の書き方ガイド」で、樹種別記入例・テンプレートとともに詳しく解説しています。

よくある質問

Q1. 庭木の剪定の料金相場はいくらですか?

樹高で単価が変わり、低木(〜1m)は1本¥1,000〜3,000、中木(1〜3m)は¥5,000〜12,000、高木(3m〜)は¥12,000〜30,000が目安です。本数・樹種・枝の混み具合や、刈り込みか透かし剪定かによっても変動します。

Q2. 剪定料金は「1本いくら」と「日当制」のどちらが得ですか?

剪定する木が数本なら1本単位の単価制、庭全体や本数が多い場合は日当制(職人1人あたり¥20,000〜30,000/日)のほうが割安になりやすいです。本数が多いときは「一式いくら」での見積りを依頼すると比較しやすくなります。

Q3. 剪定の見積りで追加料金が発生するのはどんなときですか?

枝葉の処分費(1台¥3,000〜・量で変動)、高所作業車やロープを使う高木作業、ハチの巣の撤去、急斜面・狭小地での作業などで追加されます。後のトラブルを防ぐため、見積書で内訳と追加条件を事前に確認しましょう。

Q4. 剪定に適した時期はいつですか?

常緑樹は新芽が落ち着く3〜6月と9〜10月、落葉樹は休眠期の12〜2月が基本です。梅雨前(5〜6月)に風通しをよくする透かし剪定を行うと、病害虫の予防にもなります。

Q5. 剪定料金を安く抑えるコツはありますか?

複数本をまとめて依頼する、真夏・真冬を避けた閑散期を狙う、枝葉の処分を自分で行う、複数業者から相見積りを取る、の4点が有効です。ただし安さだけでなく、仕上がりや保証内容もあわせて比較しましょう。

まとめ

剪定料金は、樹木の高さ・種類・現場状況によって大きく異なります。適正な料金を設定し、きちんとした見積書でお客様に提示することが、信頼獲得の第一歩です。

niwakuraには造園業でよく使う品目があらかじめ登録されているので、単価と数量を選ぶだけで見積書が完成します。

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