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2026/04/08

芝生の手入れ・管理の料金相場ガイド|年間スケジュールと費用を解説

芝生芝刈り料金相場年間管理造園業

芝生のある庭は美しい反面、定期的な手入れが欠かせません。造園業者にとって芝生管理は、年間を通じた安定した仕事につながる重要なサービスです。

この記事では、芝生の手入れにかかる料金相場を作業内容別にまとめました。自社の価格設定や、お客様への年間管理プランの提案にお役立てください。

芝生管理の主な作業内容

芝生を美しく保つには、季節ごとにさまざまな作業が必要です。見積書への記載方法については「造園業の見積書の書き方ガイド」で詳しく解説しています。

1. 芝刈り

最も頻度の高い作業です。成長期(4〜10月)は月1〜2回の芝刈りが必要になります。

  • 刈り高は3〜5cmが一般的
  • 芝刈り機の種類(手動・電動・エンジン式)で作業効率が変わる
  • 刈りカスの回収・処分も作業に含まれる

2. 施肥(肥料散布)

芝生の生育に欠かせない作業です。年3〜4回の施肥が目安です。

  • 春(3〜4月): 成長促進の元肥
  • 夏(6〜7月): 追肥で緑を維持
  • 秋(9〜10月): 冬越し準備の追肥
  • 化成肥料と有機肥料で費用が変わる

3. エアレーション(穴あけ)

芝生の根に酸素を送り、土壌の固結を防ぐ作業です。年1〜2回が目安です。

  • 春(3〜4月)または秋(9月)に実施
  • ローンスパイクやコアエアレーターを使用
  • 芝生の活性化に効果が高い

4. 目土入れ

芝生の凹凸を均し、新芽の発生を促す作業です。

  • エアレーションとセットで行うことが多い
  • 目土の種類(川砂・黒土ブレンド等)で費用が変わる
  • 年1〜2回が目安

5. 除草・病害虫対策

芝生に生える雑草の除去や、病害虫の防除も重要な作業です。除草作業の詳しい料金は「草むしり・除草作業の料金相場」もご覧ください。

  • 芝生用除草剤(選択性)の散布
  • 手作業での雑草抜き
  • 殺菌剤・殺虫剤の散布(ラージパッチ・コガネムシ対策等)

作業別の料金相場

芝刈り

面積 料金相場 作業時間目安
20㎡未満 ¥3,000〜5,000 30分〜1時間
20〜50㎡ ¥5,000〜10,000 1〜2時間
50〜100㎡ ¥10,000〜18,000 2〜3時間
100〜200㎡ ¥18,000〜30,000 3〜4時間
200㎡以上 ¥150〜250/㎡ 面積による

施肥(肥料散布)

面積 料金相場 備考
30㎡未満 ¥3,000〜5,000 肥料代込み
30〜100㎡ ¥5,000〜12,000 肥料代込み
100〜200㎡ ¥12,000〜20,000 肥料代込み
200㎡以上 ¥80〜120/㎡ 肥料代込み

エアレーション

面積 料金相場 備考
30㎡未満 ¥5,000〜8,000 コア式
30〜100㎡ ¥8,000〜18,000 コア式
100〜200㎡ ¥18,000〜30,000 コア式
200㎡以上 ¥100〜180/㎡ 面積による

目土入れ

面積 料金相場 備考
30㎡未満 ¥5,000〜10,000 目土代込み
30〜100㎡ ¥10,000〜25,000 目土代込み
100〜200㎡ ¥25,000〜45,000 目土代込み
200㎡以上 ¥200〜350/㎡ 面積による

芝生の張り替え(補修・全面張替)

面積 料金相場 備考
10㎡未満 ¥15,000〜30,000 部分補修
10〜30㎡ ¥30,000〜60,000 芝代・整地込み
30〜100㎡ ¥60,000〜150,000 芝代・整地込み
100㎡以上 ¥1,500〜2,500/㎡ 面積による

料金に影響する要素

芝生の種類

芝生の種類によって管理頻度と手間が変わります。

  • 高麗芝(暖地型): 日本で最も普及。管理しやすく料金は標準的
  • 姫高麗芝: 高麗芝より密度が高い。きめ細かい管理が必要で1.2〜1.3倍
  • 西洋芝(寒地型): 通年緑を保つが管理頻度が高い。1.5〜2倍の管理コスト
  • TM9(省管理型): 草丈が伸びにくく芝刈り頻度を減らせる

庭の状態

  • 平地で障害物なし: 標準料金
  • 傾斜地: 1.2〜1.5倍(作業効率の低下)
  • 樹木・花壇が多い: 1.2〜1.3倍(際刈りの手間が増える)
  • 芝生の傷みが激しい: 補修費用が別途発生

処分費

処分物 処分費の目安
芝刈りカス(45Lゴミ袋1〜3袋) ¥1,000〜2,000
芝刈りカス(軽トラック半積) ¥3,000〜5,000
古い芝生(張替時) ¥5,000〜15,000

年間管理プランの提案方法

なぜ年間管理プランが重要か

芝生管理は単発ではなく継続的な作業です。お客様に年間管理プランを提案することで、以下のメリットがあります。

  • 造園業者: 安定した売上を確保できる
  • お客様: 常に美しい芝生を維持でき、都度の依頼の手間が省ける
  • 適切なタイミングで作業することで、芝生の健康状態を最適に保てる

季節ごとの仕事量の変動対策については「造園業の季節別繁閑対策ガイド」も参考にしてください。

年間管理プランの料金例(100㎡の高麗芝)

作業内容 料金目安
3月 エアレーション + 目土入れ + 施肥 ¥30,000
4月 芝刈り + 除草 ¥15,000
5月 芝刈り + 施肥 ¥18,000
6月 芝刈り + 除草 + 殺菌剤散布 ¥20,000
7月 芝刈り(2回)+ 施肥 ¥25,000
8月 芝刈り(2回)+ 除草 ¥22,000
9月 芝刈り + エアレーション + 施肥 ¥30,000
10月 芝刈り + 除草 ¥15,000
11月 最終刈り込み + 冬支度 ¥12,000
年間合計 ¥187,000

見積書作成のポイント

見積書には作業内容と面積を明記しましょう。「芝生管理 一式」では、お客様が内容を把握できません。

良い見積書の例:

  • 芝刈り 100㎡ × ¥150/㎡ = ¥15,000
  • エアレーション 100㎡ × ¥150/㎡ = ¥15,000
  • 目土入れ 100㎡ × ¥250/㎡ = ¥25,000
  • 施肥(化成肥料)100㎡ = ¥8,000
  • 刈りカス処分 = ¥2,000

年間管理プランはniwakuraの「定期作業」機能で管理できます。次回作業予定日が自動表示されるため、対応漏れを防げます。

月別の作業スケジュール

芝生管理は季節ごとに適切な作業があります。お客様に年間スケジュールを提示することで、プラン契約率が高まります。

春(3〜5月): 芝生が目覚める季節

  • エアレーション・目土入れで根の活性化
  • 元肥の施肥で成長を促進
  • 雑草の早期除去

夏(6〜8月): 成長が最も旺盛な季節

  • 芝刈りの頻度を月2回に増やす
  • 水やりのアドバイス(お客様自身で行う場合)
  • ラージパッチなど病害の早期発見

秋(9〜11月): 冬に向けた準備の季節

  • エアレーション・施肥で翌年の発芽に備える
  • 最終の芝刈りで高さを整える
  • 落ち葉の除去

冬(12〜2月): 休眠期

  • 基本的に作業不要(暖地型芝の場合)
  • 補修が必要な箇所の確認と春の計画立案
  • 防草シートの提案(芝生以外のエリア)

付加価値で差別化する

写真付き報告

作業前後の写真を撮影して報告することで、お客様の満足度が大幅に向上します。niwakuraの写真管理機能を使えば、顧客ごとに作業履歴を写真で記録・管理できます。

芝生診断サービス

定期訪問時に芝生の健康状態をチェックし、必要な処置を提案します。病気の早期発見や、施肥タイミングの最適化につながり、お客様からの信頼を得られます。

セット提案

芝生管理と合わせて、庭木の剪定や花壇の手入れも提案することで、客単価の向上につながります。剪定の料金相場については「剪定の料金相場まとめ」をご覧ください。

まとめ

芝生の手入れは、芝刈り・施肥・エアレーション・目土入れなど、年間を通じて多岐にわたる作業が必要です。造園業者にとって、芝生管理の年間プランは安定収入を確保できる重要なサービスメニューです。

お客様に年間スケジュールと料金を明確に提示することで、契約率が高まります。見積書には面積と作業内容を明記し、透明性のある料金設定を心がけましょう。

niwakuraを使えば、芝生管理の見積書をスマホから3分で作成できます。造園業カタログに芝生管理の単価を登録しておけば、現場で即座にお客様へ提示できます。請求書の発行方法については「造園業の請求書の書き方ガイド」もご覧ください。

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